4月24日、浦安市文化会館小ホールで市街地液状化対策事業住民説明会が実施され、岡本善徳はこれに出席しました。
冒頭浦安市長のあいさつで、
液状化対策の切り札は「格子状地中壁工法」であること
道路と住宅の一体整備を目指していること
民間家屋側の液状化対策については、国と所有者で折半するのが原則であるが、浦安市は所有者の負担金額について100万円を上限として1/2を補助する方針であることを明らかにしました。
当局担当者から、5つの対策工法のうち、一体的な対策として望ましい工法として格子状地中壁工法と地下水位低下工法の２つが実現可能性技術検討委員会で検討され、実証実験結果などから地下水位低下工法には地盤沈下やコスト面で問題が多いことが判明し、最終的に「格子状地中壁工法」が選択されたことの説明がなされました。
事業区域の目安は1街区20戸として5街区100戸を1つのまとまりと考えていること
概算費用は７億円から９億円/地区
内訳は 国負担分として道路が３億円、宅地部分の対策費の半額２～３億円
民負担分は宅地部分の対策費の残り半分で２～３億円
浦安市ではこの民負担分について100万円を上限として1/2を補助する方針
結果的にいうとこのモデルで試算すると１戸当たりの負担額が２００万円～３００万円と考えられているが、これが１００万円～２００万円に軽減されるであろうということ
平成２７年度（２８年３月まで）に事業着手が必要とのこと
これについて集まった方々から、スケジュール、工法の選定に至った経緯、１区域の考え方、地区住民との説明の方法、合意形成など様々な質問がなされ、当局から説明がありました。
